2008年07月08日

ようやく・・・で、ここからは?

埼玉の焼き肉店など8割「生食用」使わず

ようやく記事になってくれた。

消費者の皆さん「うぇ! 信じられない!」かとお思いでしょうけど、これは事実です。 残りの2割もホントかな?と思ってます。

なんでこんな事になるかというと、実は厚生労働省による「生食用」の衛生基準を満たすための条件が異様に厳しい(不条理?)からです。

記事では2つぐらいしか書いていませんでしたが、その他の条件も非常に無理があり、2000年以降に新築されたHACCP認定の食肉加工センターでもクリアできないほどなんです。


他の内臓と処理を分ける」なんて、屠畜場では屠殺後に首を落として足から吊るし、皮を剥いて内臓をかき出します。 この時にボトボトっと落ちてくる内臓からすかさず肝臓だけをキャッチして別のラインへ移さない限り「生食用認定のレバ刺し」はもうあり得ません。

そして、既に体内常在菌やら何らかの菌がいて当たり前の内臓に対して「菌検査」!
検出されない訳が無い。

さらに、「屠畜から製品加工まで一貫した施設内で行われること」。
屠畜した後は、購入者が好きな形に切り分けをしますからそりゃ普通はもう出荷されちゃいます。 バラ・カタなど部分肉程度まではバラすかもしれませんが、屠畜場で「ユッケ・レバ刺し」レベルの細かいスペックまで加工してるメーカーなんて、牛肉ではまずあり得ません。
(馬肉は一部あるらしい)

マグロで言ったら、「獲った漁船の上で刺身パックにまで加工してくれる」ぐらいのやり方です。

まともに「非・生食用」を取り締まったら、ほとんどの焼肉屋が摘発されます。 まるで原付の30km/h規制です。

反論をおしきってそこまで違法にして逮捕する勇気が行政に無いので「ガイドライン」にして「指導」までしか出来ないんです。
今回の記事も「逮捕」「摘発」ではなくて「アンケート調査結果」ですからね。


さあ、埼玉県保健所。
調査結果は出た。
ニュースリリースもした。
ここからどうすんの?
「あとは消費者の皆さんの判断に任せます」ってか?
いやいや、言った以上はきちんと取り締まらないと無能丸出しでしょ?


ようやく「馬のユッケはマズイ」「他では出してるのになんでアンタのところは売らないの?」「レバ刺しの無い店なんざ焼肉屋じゃねぇ! やめちまえ!」とか言われながらも、真面目に生食用認可された馬肉のユッケだけを使ってきた焼肉屋が救われる時が来たのに。
posted by フコイダン at 00:41| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
肉の生食用の基準って
すごく高いハードルだったんですね!?

知らなかった…
(・_・;)
Posted by giggler夫婦 at 2008年07月08日 22:16
そうですね。
「高い」というよりも「飛べないようにしてある」という感じですね。

ハードルの下の踏み切る地面が泥沼にしてあったり、ハードルの前後幅が実は10mぐらいあったり、というような無茶加減だと思います。
Posted by フコイダン at 2008年07月08日 23:39
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